講師の藤原です。
今回はちょっとまじめなお話。
ドラムをやろうとしている皆さん、うまくなりたいですよね。
うまくなって、いろいろなドラムを叩いてみたい。
すごく良くわかります。
僕自身もそういう気持ちでいっぱいです。
難しいフレーズ、激しいパターン。洗練されたテクニック。
誰しもドラムに携わる人なら一度は思う心境だと思います。
でもその前に。
まず「音楽」とはなんでしょうか。
よく言うのが「音を楽しむ」というフレーズ。
そのとおりです。
何の間違いもありません。
でもよく考えてください。
この「音を楽しむ」という文章から連想される感情は主観の心情であると。
音楽は楽しいです。
とりわけドラムはどうしようもないくらい楽しい楽器です。
でもそこで「主観として音楽を楽しむ」というのは一歩間違えると大変なことになります。
音楽は嗜むものです。
決して押し付けてはいけません。
お酒をあまり飲まない人に「酒の席だから」といって酒を強く勧めるのは逆効果です。
むしろ当人は強い不快感におそわれます。
ドラムを演奏するときは、決して押し付けたりしないでください。
音楽は時間、場所、ヒト、心をつなぐすばらしいモノです。
ここまで人の感情に訴えかけるものはそうないでしょう。
自分が練習して体得した難解なパターンやフレーズを無理に押し込まないようにしましょう。
人は、音楽で、泣きます。
そのときにその感情を生み出すことのできるドラムの叩くのが、ドラマーとしてある種の使命だと感じています。
もちろんすべての音楽に当てはまるわけではありません。
曲によっては強くリズムを打ち出す必要のある曲、曖昧な音を出す必要のある曲、
いろんな要素が絡んできます。
自分だけの世界でドラムをただ楽しむのではなく、周りと共存して「楽しませる」のがとてもいいことだと思います。
迷ったら僕のところで一緒に話をしてみましょう。
それでは。

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